ワインと料理の合性について
一般的に良く「魚料理には白ワインを合わせ、肉料理には赤ワインを合わせる。」と言われています。
このように料理の味が引き立つような合性の良いワインを選んでいけば、楽しく食事を楽しむ事が出来るでしょう。
先にも挙げた「魚には白、肉には赤」という組み合わせは、素材だけみていると基本ですが、それ以外の事に着目してワインを選ぶんでいくと別の世界が広がっていくかと思います。
先ず、淡白な味わいの魚などには爽やかな白ワインが大変合いますし、肉を使った脂肪が多くこってりしている料理でしたら赤ワインはとても良く合います。
また食材の色とワインの色を揃えるのも良いですね。
例えば白身の魚には白ワイン、赤身の魚であれば軽めの赤ワインなどを合わせてみるんも良いでしょう。
料理に使われているソースなどで選ぶ方法もあります。
料理はそれぞれ調理の方法によって、味全体の風味が変わってきますし、合わせるソースによっても大きく味わいが変わってきます。
ですから、ソースに合わせてワインを選ぶ事も大変重要になってきます。
例えば、魚を使った料理でも、仕上げにこってりしたソースをかけているのであれば、軽い赤ワインが合います。
また蒸し料理などのシンプルな調理方法で作った肉料理などは、白ワインの方が合う場合もあります。
この事から「あっさり系の料理には白ワイン、こってり系の料理には赤ワイン」と考えると分かり易いでしょう。
そして郷土料理などを食べる際は、その地方で造られるワインを合わせるのがベストな組み合わせになります。
例えばブルゴーニュの郷土料理でもあるエスカルゴを食べる時にはブルゴーニュワインを合わせるといった感じで注文するのも良いかもしれませんね。
では、家庭料理にワインを合わせる場合はどうしたら良いでしょうか。
家庭では和洋折衷料理がテーブルに並び、統一性が無い事がしばしばあるかと思います。
また魚も肉も同時にテーブルに並んでいる事もあります。
そういった時に合うワインは、個性が全面的に出ていないカジュアルなテーブルワインなどがお薦めです。
◆ 日本料理に合うワイン ◆
日本人に馴染みのあるアルコールと言えば、やはりビールや発泡酒でしょうか。
でも日本料理に合うアルコールはやはり日本酒で、料理との組み合わせを考えながら、吟醸酒や純米酒を選ぶ点ではワインと似ているかもしれませんね。
日本酒と日本料理の合性が言い事は先に述べましたが、実は日本料理とワインも合性が良いのです。
昨今のワイブームの影響もあってか、洋食レストラン以外でも寿司屋や料亭などでも品数を多く揃えているお店が多くなりました。
洋食に比べ日本料理は、見た目もさる事ながら味わいも繊細で、淡白な物が多いです。
ですから合わせるワインも料理の味を邪魔しないような辛口の白ワインを合わせる事が多いです。
また白身魚のお造りや貝類には、キリッと良く冷えた白ワインやシャンパンなども良く合います。
ただし甘口の白ワインと一緒にお造りを食べてしまうと、魚の生臭さが前面に出てしまいお互いの良い部分を消し去ってしまうので、気をつけて下さい。
一方の赤ワインと合性の良い日本料理は沢山あります。
例えばマグロの刺身や握り寿司にはブルゴーニュの赤ワインとの合性が良いと言われています。
特に上等なマグロの造りを食べた後にブルゴーニュの上級赤ワインを飲むと、何とも言えないまろやかさが口いっぱいに広がります。
これは料理の色とワインの色を合わせる方法にあたります。
またお醤油と赤ワインはとても合性が良い事をご存知でしょうか。
この事からもお分かりいただけるように、日本料理のベースになる醤油と合性が良い=日本料理全般とワインは合性が良いのです。。
日本料理にワインを合わせる世界を知ると、更にワインの奥深さと限りない可能性を知る事になり、ますますワインが好きになってしまうかもしれませんね。
ワインとの合い性について